AGAは目で見て症状がわかりますので、診断は容易です。
基本的にセルフチェックも可能ですし、医療機関での診断も問診と視診(目視で確認する)が基本です。

またAGA以外に薄毛になる疾患を鑑別することがAGA外来における診断までの流れになります。

AGAの診断から治療まで

  1. 電話または
    Webから

    予約
  2. 完全無料!

    無料
    カウンセリング
  3. 薬の処方
    • プロペシア
    • ミノキシジル
  4. 必要に応じて

    検査・
    高度な治療
    • 血液検査
    • 遺伝子検査
    • メソセラピー
  5. 通院

視診

額の生え際が後退し、前頭部と後頭部の毛髪が細くなっていることを確認します。

視診の際に使用するマイクロスコープ
マイクロスコープで拡大表示した頭皮

診断と治療方針について

診断および治療内容についてご説明いたします。治療の意思がある方は、今後の治療計画を決定します。
また初診時の写真を病院側で撮影し保存し、その後の治療効果を客観的に評価していくことが可能です。
治療内容やお薬について不明点があれば、医師に遠慮なくお話しください。

AGA以外の薄毛になる疾患との鑑別

薄毛の原因はヘアサイクル異常のAGAだけではありません。
AGA以外のものがあり、以下のものを鑑別する必要があります。

  • 円形脱毛症

    典型的には頭髪が抜け落ちてしまっている部分が円状~斑状、場合によってはいくつもつながって広範囲に存在していることがあります。
    多くの場合ストレスが要因と考えられますが、自己免疫疾患とも捉えられています。

    AGAとの違いは、脱毛部分が円状にはっきりしていること、薄毛というよりは特定部分の毛はまったくなくなってしまっており、基本的に自然に改善してきます。

  • 先天性脱毛症

    生まれたときには毛があっても、成長につれて体毛もふくめ無毛状態になっていきます。一部の原因遺伝子も特定されています。

  • 脂漏性脱毛症

    初期症状は頭皮のふけが多くなり、やがて赤い発疹が広がり、髪がぬけてしまうことがあります。
    原因は皮脂の分泌の異常と、汗やビタミン代謝が関連しており、体質や環境の他、皮膚に常在するカビなどが影響すると考えられています。

  • 粃糠性脱毛症

    粃糠性脱毛症とは簡単に言えばふけ症です。
    角質異常による大量のフケが原因ですので、毛根より頭皮のケアが重要になります。

  • 薬物性脱毛症

    薬物の副作用として髪の毛が抜けてしまうものをいいます。
    代表的なものに抗がん剤があります。

  • 瘢痕性脱毛症

    瘢痕性脱毛症はケガや火傷によって、その部位の毛が生えなくなってしまうために生じます。
    原因が明らかなのでAGAとは区別がつきやすいでしょう。

  • トリコチロマニア(抜毛癖・抜毛症)

    自身で毛髪を引き抜いてしまいます。
    小学生から中学生に多く、自身でも抜いている自覚がないことがあります。

    心理的な影響や家庭環境が原因となっていることが多々あります。

    年齢的にも、進行具合においてもAGAとは明確に区別はつけやすいでしょう。